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灰色かび病が、果房内に発生している事例があります

7月上中旬から、果房の内部の果粒に、灰色かび病が発生している例があります。

本年度は開花がばらつき、花かすが落下しづらかったとの声を聞きます。加えて今年の梅雨は雨が多かったので、果房内に残った花かすから灰色かび病が発生したと思われます。

こうした灰色かび病のり病果を、ある生産者は「灰色かび病の卵」と呼んでいました。理由は、果実が成熟してくる8月末~9月上旬になると、その病果から一気に周囲に腐敗が広がるためです。

暑いさなかですが、8月末までには、灰色かび病果を除去するようにお願いします。