トピックス

5月10日の凍霜害における対策について

5月10日の降霜により、県内各地のワイン用ぶどうで凍霜害の被害報告が出てきています。
皆さんの園地の様子はいかがでしょうか。
 
 県農業技術課から技術対策が出ていますので、凍霜害のある園地におかれましては、以下の対応を参考に今後の栽培管理を行うようにしましょう。

【令和6年5月10日の凍霜害に対する技術対策(抜粋)】
■ぶどう全般
・主芽の被害が多い場合は、主芽が脱落して副芽からの新梢が混在する。副芽は花穂が小さい場合があるので、新梢整理の際には花穂の素質を確認してから行う。
・副芽が多い場合はかん水を行い、副芽の伸長を促す。追肥は必要ない。
・副芽の利用が多い場合、開花が10日程度遅れ開花期が長引くと推測されるが、房切り等の管理は時期に合わせて行う。開花期が梅雨期にかかり、降雨が多い場合には病害発生が心配されるので、防除は2週間以上空けないように注意する。
■ 醸造用ぶどう
・垣根仕立てでは、主幹部に陰芽からの新梢が発生する場合は欠き、結果母枝から発生する新梢の伸長を促す。

なお、栽培管理などについてご不明点などございましたら、管轄の農業農村支援センターへご相談ください。